梅雨時期の新潟の山は暑い・・・(-_-;)
でも涼しくなる秋に回すと、他の山も良い時期だから登る暇がなくなってしまう・・・。
と言うことで灼熱覚悟の新潟の300名山ツアー。ヒメサユリに癒されてきました。
1日目
新潟駅に集合して、一路二王子岳へ【10:30】
駐車場に着くと、ワーーーオ!?なんだこの車の数は!?
開山祭でもないし、神社のイベント?
でも二王子岳は年間1万人登るとか書いてあったので、適期のこの時期の週末はこんななのかも?
本堂の前の人を見ると、何か地域の祭りか何かだったんでしょうね~。
今にも降りそうな天気だけど、なんとか持ちこたえてる。
このまま降る前にサクッと終わらせよう。
合目の看板を追いながらテクテク。
昼から登山は汗が噴き出る(>_<)
1万人登るのは伊達じゃない!
めちゃくちゃ整備が行き届いている登山道。ありがたや~~。
なんて言ってたら夕立のようなどしゃ降り見舞われる・・・。
どーせ汗でぬれるか雨で濡れるかの違いだけだ、と雨具は(自分は)着込まず羽織るだけ。
ほ~~ら止んできた!(ドヤ顔(笑))
車の数通り下山者とすれ違いまくりながら、一王子神社を通り過ぎ【11:45】
ひと雨来て少し涼しくなって五合目【12:25】
豪雪地=花が多い。
雨に濡れたスケスケサンカヨウや~~・・・・
シラネアオイとか~~・・・
え~~これは~・・・・サクラソウの仲間ですね~~。
と言葉を濁す(笑)
そんなこんなで三王子神社通過【13:50】
なんで神社の十番が、二⇒一⇒三なんでしょうね??
とか言いながら登ると、麗しいヒメサユリを見れるようになると山頂も近い。
今年はこの時期残る雪渓も少な目でした。
ふぃ~~~。山頂到着!【14:05】
この後一名ペース上がらず遅めの到着。
二王子岳って、昼から登ってるけどなんだかんだ言って標高差約1200mあるんですよね~。
この時期登ると、夏のアルプスを登るためのトレーニングに最適ですな。
残念ながら目の前にドーーーンと広がっている(ハズ)の飯豊山脈はガスで見えず。
帰りに小屋を覗くと、さすが人気の山!ストーブまである!
【14:30】から登ったお陰で下山は遅めの【17:20】
昼からちょいと上るにはしんどいね。
祭り?イベント?のお陰で御朱印までもらっちゃったりして(^^;)
そして、この後宿まで大急ぎで1日目終了
2日目
まず御神楽に行く前に宣伝です。
夕食ギリギリの到着になっても気持ちよ~~く対応してくれた常宿の「小会瀬」さん
美味し料理に、十割そば、薬草露天風呂などなど、非常にいい宿です!
【公式サイト】小会瀬 -御神楽温泉 ブナの森に囲まれた一軒宿- (koase.com)
最近は綺麗な芝生の庭でキャンプも出来るらしい。
家族連れでにぎわってました!
で、本題。
朝食はおにぎり弁当を頬張りつつ、
【4:30】宿出発
【4:55】歩きだし
あえて難コース蝉ヶ平からの御神楽岳へ
駐車場は10台は駐車可。林道も乗用車で侵入可。
御神楽って言う名の通り古くからの信仰の山らしく、紙垂を潜ってお邪魔しま~す。
紙垂(シデ)って知ってます?
神聖である事を示して悪いものを寄せ付けない為のもの。稲妻、雷をイメージし邪悪なものを追い払う。
自分も今調べて知りました(笑)
最初は荒廃した元林道を歩く。
以前来たときはここまで崩壊してなかったな~~。
大雨降ったら厳しくなりそう。
難所をヘツリ薮をかき分け沢を横切る。
とってもPZらしい道である(笑)
そして2つ目の沢を横切るところで事件が起きる。
「めっちゃ滑りますからね!ホント滑りますからね!」
と念を押すも、お一人が滑って窪にドボン!(;・∀・)
まぁ高さも無いし流れも無いから良いけど、朝から全身ズブ濡れと相成りました。
気を取り直して進んで尾根取り付き(湯沢の出合)【6:20】
この蝉ヶ平コースは奥にダムも無いし植林も無いのになぜ林道が伸びてるのか?と思ったらやはり鉱山があったらしい。
何の鉱山だったか知らないけど、きっとかつては栄えたんでしょうね~。
登る人も少な目なので、所々踏み跡が分かりにくいがメーキングあり。
最初は樹林帯をガツンと登ると~・・・
やらしい岩場のが出てくる。
しかも岩質が滑りやすいので要注意(^^;)
冷や汗をかきつつ、視界が開けると湯沢の頭のスラブがドーーーン!!
下越の谷川岳と言われる御神楽岳。
室谷から登った方、この山の本当の姿を見てもないし味わってませんよ。
このコースから登ってこそ御神楽岳登山!
でもね、結構大変なんです。
気が抜けない難所多数。岩場に自信の無い方は止めた方が良い。
お一人はロープ確保しましたが、他のお二人は肝が据わってます(^^;)
噂の戸渡もご覧の余裕ップリ。いい子はマネしないように(笑)【7:55】
その後も高度感のある岩場が続く。
でも、Iさん余裕のピースサイン(笑)
高頭(コウツムリ)への最後の急登は堪えますけどね(^^;)
鮮やかなツツジに癒されつつ、こんなに藪っぽかったかな~?とか言いながら藪を漕ぎつつ、高曇りで警戒した暑さもそこまででもなく進むと~・・・
湯沢の頭に到着【10:25】
お一人ペースが上がらず少しゆっくり目。
先ほどまで展望があったけど、辺りはガスの包まれ真っ白。
湯沢の頭から先は難所と言うほどの所はなく、黙々と歩き可憐なヒメサユリに出会える頃になると山頂も近い。
室谷の合流点【12:05】から、一気に道は良くなって~・・・
ふぃ~~~やっと山頂到着!!【12:30】
だ~~いぶ時間がかかりましたが無事到着、そして誰も居ない。
蝉ヶコースは、平室谷コースの比べて圧倒的に大変ですが、御神楽岳の本当の厳しさが味わえますよ~。
雲が湧いて展望イマイチの山頂で宿の迎えの電話をして(山頂は電波あり)
下山開始【12:50】
下山の室谷コースは難所は無いが泥濘だらけでズルズル(>_<)
ドロンコになりながら下り、沢を横切る【14:20】
気温が上がりだした樹林帯の中をダラダラと下る。
疲れから足も重めで頑張ると~~・・・
小会瀬さんに迎えに伝えた【16:00】ぴったりに下山!さ~~すが俺!(笑)
送迎代2200円也
小会瀬さんでお風呂を入らせてもらって、長かった1日が終了~。
暑すぎないならこのコースはピリッとしていてお勧めですよ!