2023/6/16-18 またしても長い林道歩き…
1日目
名古屋駅を出発した時は快晴だったのに温見峠に着く頃には雨になってしまいました。
この日の天気予報は温見峠の福井県側は雨、岐阜県側は晴れの両極端な予報でしたが、福井県側のめが出てしまいました。
登り始めから梯子が取り付けられた急斜面を一気に登ります。
コロンブスピークから先は一転なだらかになります。
雨はすぐにやんでくれましたが、ガスガスで何も展望のない山頂。
いつもはこの先にある展望台まで行くのですが、この日展望は全く期待できないためスルーします。
下山途中青空になってくれました。
名古屋駅 9:30
温見峠 13:00
登山開始 13:20
コロンブスピーク 14:20
能郷白山 15:00
コロンブスピーク 15:40
下山 16:35
2日目
この日は朝から最高の天気です。
ホテルを6時に出発。登山口のある展望台には40分ほどで到着。
ここにいたる林道の舗装が昨年までなかった崩壊の仕方をしていました。
よくある土砂崩れなどとは違い、液状化現象を起こしたかのようなボコボコになった舗装…。
昨年から北陸能登地方で頻発している地震の影響なのでしょうか。
ここから登山開始。
最初の樹林帯にはこの毎年この時期フタリシズカが群生しています。
尾根に取り付いてからはササユリ。
ブナとミズナラが…。
アダムとイブ。
保月山山頂。
この先樹林帯を抜け日差しを強く浴びます。
これから越えて行く杓子岳と中岳の稜線。
杓子岳に出ると、経ヶ岳がドーンと現れます。
杓子岳から中岳の稜線上はニッコウキスゲがチラホラ。
中岳山頂。
目指す経ヶ岳へは一旦下り、その先一気に急登を登ります。
白山をバックに携えた経ヶ岳の標識。
経ヶ岳は市街地から近い為に展望が抜群。
大野市や福井市が見渡せます。
下山時は日差しが強く、午後からは気温がグングン上昇し暑さが厳しかったです。
下山が早かったため、この後越前大野城を観光しに行きました。
登山開始 6:51
アダムとイブ 7:23
保月山 7:50
杓子岳 8:35
中岳 9:04
切窓のコル 9:18
経ヶ岳 9:56
切窓のコル 11:07
中岳 11:21
杓子岳 11:50
保月山 12:29
アダムとイブ 12:54
下山 13:27
3日目
この日が問題でした…。
冠山はアクセスが悪く、公共交通機関がない事からツアーを利用される方が多かったのですが、山そのものは往復3時間程度の割とお気楽な山でした。
ところが林道の土砂崩れが発生し、登山口の約9キロ手前から通行止めになってしまいました。
300名山の長い林道歩きでは黒法師岳や大門山などが有名ですが、冠山もその一つに加えられてしまいました…。
崩落地。
登山者を歩きやすくする為でしょうか?
手摺が取り付けられています。
道中は昨年までは綺麗な道だったことが考えられないくらいの落石の数々。
わずか数ヶ月の間にこんなにたくさんの落石が起こるのかと少し怖くなるくらいでした。
冠山峠の手前の斜面にはニッコウキスゲの群落が。
車で通過していてはあまり気に留めないような所だったので、歩いてきたご褒美のような感じ。
歩く事2時間強。ようやく冠山峠に到着。
他の林道に比べて傾斜が強く、かなり大変だった印象です。
山中に入ってからは緩やかなアップダウンを繰り返し1時間ちょっとで冠平に到着。
笹原が綺麗です。
山頂直下は数十メートルの岩登り。
ピラミタブルな山容の頂点に到着。
冠山も大変な山になってしまいました…。
傾斜がキツイ分、下山時は他の林道よりもサクサク歩けた方かな…。
昨日と同じく下山時は暑さとの闘い。
しかもこの日は舗装路だけあって日差しを浴びるところではアスファルトの照り返しまで…。
途中に何箇所かあった湧水で頭を冷やしながら何とか下山。
通行止めゲート 6:50
冠山峠 9:08
登山開始 9:21
冠平 10:22
冠山 10:35
冠平 11:07
冠山峠 12:06
通行止めゲート 14:22
今回ご参加下さったゲストの方々、ありがとうございました。
またお会いできる事を楽しみにしています!