なかなか明けない梅雨時期の七月頭名鉄観光さんの塩見岳、間ノ岳、北岳ツアーへ行ってきました。
初日は鳥倉登山口からスタート。歩き始めはポツポツと「あっ。雨かなぁ」って感じでしたがそのまま樹林帯に入り、曇り空と心地よい風のお陰で小屋まで快適に登る事ができました。
小屋までの道のりにはチラホラと夏のお花が咲いていました。この白いお花はセンジュガンピ。日光の千手ヶ浜近くで発見されたとか、花びらの切れ込みが千手観音の手のように見えるとか諸説あるようです。
登山道には〇〇/10と言うように道標があり小屋へ歩くまでの目安になりました。
登山道の木道がボロボロで少し怖いところもチラホラあります。
小屋までは3時間ほどで到着。三伏峠小屋は外観もキレイで小屋内も快適でした。
2日目は大雨、強風のため三伏峠小屋で停滞。。日が昇ってからは雷も時折なり始めて今日、ツアーを出発させていたら大変な目にあっていたと停滞を決断して正解でした。
お昼は昨晩、作ってもらったお弁当を皆さんでいただきました。午後からは雨が止んだタイミングをついて烏帽子岳へ食後の軽いお散歩へ。
少し風が強かったですが無事に烏帽子岳へ登頂して、三伏峠小屋へ戻りました。
3日目は朝5時に朝食をとり5時40分ごろ出発心配していた早朝の雨は止んでおり、塩見小屋までの樹林帯を歩く工程では防風、防寒、樹雨対策なためにレインウェアを着て出発。
歩き始めて15分程で三伏山へ到着。開けていて展望は良いが霧の影響で視界はなかった。
ソコから更に1時間ほど登ると本谷山に到着です。
本谷山から下り権兵衛門山をトラバースする登山道を進む。沢沿いの広いスペースで塩見小屋へ向かう登り道手前で一休みを入れました。
沢沿いの休憩ポイントから暫く登るとハイマツの樹林帯へ徐々に岩混じりの登山道を進んだところで塩見小屋へ到着。
塩見小屋では携帯トイレの利用が必須と言うことでトイレの使い方レクチャーを受けて、休憩と荷物をデポしたら塩見岳へ向け歩き始めました。
塩見岳へは初めはハイマツの稜線歩きでしたが塩見岳山頂直下100mぐらいは岩稜帯の鎖場の連続で緊張感が高まりました。
鎖場を過ぎると塩見岳西峰に到着。
西峰で集合写真を撮ったあとは2、3分先にある東峰へ、コチラは山頂が狭いので個人写真のみで終了。
下山は塩見小屋まで同ルートを進みました。山頂はガスガスで周りは真っ白でしたが、下山時、一瞬だけ塩見岳山頂を下から拝むことができました!!
大雨により予定を変更した、今回のツアー4日目は初日と3日目に歩いた登山道を下っていきます。4日目もあいにくの雨と風とガス後ろ髪を引かれる思いで帰り際にもう一度塩見岳方面を振り返ると、、、
ようやく、塩見岳全景を見ることができました!!
登ったルートで慣れてるとは言え4日間の疲れや雨でぬかるんだ土、濡れた木道に注意しながら下りていきました。三連休の初日というかともあり登山道ではすれ違いの連続でした。登山口の鳥倉に着いたときには一安心といった感じです。
今回もツアーにご参加いただきありがとうございます。また、次回もご参加下さい。よろしくお願いいたします。