2020-10-04 ë 山のぼり l 2020/10/4 八海山~中ノ岳縦走~秋深まる越後の山~麓の五日町の標高150m越後三山最高峰中ノ岳2085m標高差約1900m!!ドカンとブッ立つ越後三山標高以上にデカい登り甲斐も下り甲斐も滑り甲斐もありそうな立派な山である秋の越後の山の縦走は滑りの妄想を駆り立てられる山でした1日目今は無き、基礎スキーの聖地「浦佐スキー場」若者は知らないだろうな~・・・(笑)そんな浦佐スキー場にほど近い浦佐駅に集合してこれまた八海山スキー場へタクシーで移動(一台約6000円)天気は上々でも、ロープウェイからは八海山山頂は見えず(ロープウェイ代片道1400円) ロープウェイ終点は標高1100m なので山頂もあっという間日差しを浴びて残暑を感じながら登ると、今日のお宿が見えてきた 八海山千本檜小屋山小屋と言うより宿坊と言う方が近いかな聞いてみると里の3っつの神社が管理維持しているらしいでも、ビールは売ってます!ご安心を(笑)しかも、今日はなんと貸し切り!週末前だと言うのにねぇ・・・。お陰でのんびりと気楽に夕食まで過ごして就寝【13:00】ロープウェイ乗車⇒【14:15】女人堂⇒【15:20】千本檜小屋2日目朝弁のおにぎりを頬張り外に出ると焼ける空天気予報は雲り朝焼けなのでこれなら晴れるか?とも思うが、駒ケ岳・中ノ岳に傘雲が掛かるんん~~雨は勘弁してくださいお天道様 さすが!神社の小屋!出発しようとしたら安全祈願のほら貝が!!小屋番の方ありがとうございます!ほら貝に背中を押されて出発 先ずは八海山の八つ峰を縦走見た目通りの難儀な道を攀じ登り攀じ下る濡れていると鬼のように滑るので乾いていてありがたい 本当に八つピークがあるかどうか 数えていないので分かりません(笑)結構な数を越えて一番急な鎖場を登れば最後の大日岳でしたイカツイお顔の八海大神様に安全祈願 大日岳の下りは流石にロープを出すここで失敗すると谷底まで真っ逆さまですからね 大日岳の下りで冷汗かいた後 縦走開始先ずはちょいと歩いて八海山の最高峰と言われる入道岳へ天気も曇りながらも雨は降らなさそうここまでは至って普通の道【5:30】ほら貝と共に出発⇒【6:50】大日岳⇒【7:40】入道岳 さ~てここからが本番濡れた薮で足元がしっかり濡れるそんな不快感も吹っ飛ぶ気の抜けない道が続く岩場もちょいちょい出てくるが全体的に滑りやすい足元が多く気が抜けない特に五竜岳から荒山までが悪い 多少アップダウンをしながら オカメノゾキまでドーンと下る下った後はやっぱり登りが待っている先ずは岩っぽい細いリッジが続くでも登りならば特に問題なしついでに今日は岩が濡れてないし ところが!出雲崎近くになると過激に急になって難儀する薮を鷲掴みして攀じ登る感想としてはこれを下りで使いたくないなぁ~ただ、出雲崎付近から写真のように刈払いがしてあって薮が煩わしくない!!整備してくれた方々ありがとうございます!ついでに高曇りのお陰で暑くない! オカメノゾキ標高約1250m御月山標高1821mヒーヒー言いながら標高差約600mを登り上げる 鬼の急登の連続なかなか登り甲斐のありまっせ・・・【8:15】五竜岳⇒【10:05】オカメノゾキ⇒【11:45】出雲崎⇒【12:40】御月山 御月山に来ると中ノ岳がドーーン!!おおっ!! デカい!この標高だと紅葉も見ごろだ! と同時にこの斜面雪が付いて滑ったら面白そうと思うスキーヤーの性(笑) 祓川で炊事用の水を汲み 重たくなった荷物&疲れてきて足取りは重い周りは金色の草原バックには錦がかった駒ケ岳!素晴らしいロケーション!しかもさっきまでの登りに比べれば傾斜も緩く歩き易いでも、小屋まで遠いわ・・・ 遠くったって歩いていれば付くんです 止まらなければ(笑)そんなこんなでやっと中ノ岳避難小屋に到着!「やっと」って付けたけど充分に早い到着でした【13:15】祓川発⇒【14:35】中ノ岳避難小屋到着皆さんは中ノ岳の山頂に行ったりしてノンビリしてもらってガイドは祓川までもうひと往復するオプション付きでした(笑)夕方になって雲が取れてきた! しっかり歩いたご褒美のサンセットショーを味わって就寝しようと思ったんですが最後に小屋に到着したパーティーの気の利かなさに呆れるばかり「人のふり見て我がふり直せ」みなさん気を付けましょうね。 3日目迎えた朝ゆっくりと起きて・・・と思ったけど前出のパーティーに3時半に強制的にたたき起こされしゃーなく早く起きてその代わりのんびりと朝食を摂って出発中ノ岳山頂は直ぐそこ【6:00】出発⇒【6:05】中ノ岳 今日は薮も濡れてない!足元が濡れて不快になる事もなく急な下り道を降りつつ 中ノ岳を振り返ると滑ったら面白そうな斜面が見える「これ滑って、あの沢に入ってそのまま下れるか?」とか「これ滑って、どこで登り返して・・・」とか考えながら進む(自分だけ)(笑) 少々笹をかき分けながら進めば 兎岳山頂ここは越後三山が全部見える展望の山ですね~【8:20】兎岳到着 この先は まさに「たおやか」と言う表現がふさわしい道紅葉も見ごろで赤と黄色と笹の緑が織りなす錦が美しい!惜しむらくは高曇りで光が足りない 小屋で一緒だった2パーティーと抜きつ抜かれつ進む見た目通り アップダウンも穏やかな至って平和な道であるもう一度いうけどもうちょっと光があれば紅葉が映えるのに! まぁ雨じゃないだけ良いのである 贅沢を言っちゃいけない利根川の源流の山、大水上山を通過し利根川水源身碑も通過しあっと言う間に丹後山山頂到着【9:20】大水上山⇒【9:35】水源碑⇒【10:05】丹後山快適な楽しい稜線漫歩は束の間でした 丹後山で大休止したので笹の海に浮かぶ丹後山避難小屋はスルーあとはガンガン下るだけ 標高差1400mの下りの始まり長いな~~と覚悟を決めて出発救いは急じゃなくて歩き易い事八合目で携帯が通じたのでタクシーの時間を確認する※兎岳とこの八合目付近は携帯が通じる 上部の紅葉に癒されつつしかし、7合目を過ぎると樹林帯に入り 紅葉も終了あとは単調に下るだけ みなさん昨日の疲れも見せず 足元軽やかに進んで予定通りの時刻に下山すると直ぐにタクシーも来るドンピシャっぷり!!さーすが俺のタイムスケジュール!(笑)なーんてね。皆さんが歩いてくれたお陰です。【11:05】五合目⇒【12:45】登山口⇒【13:25】十字峡ほんのちょっぴり雨に降られたけど雨具は着ず!晴れ男更新中!!