2024/4/16-18
2日目(初日は集合のみ)
マイナー12名山は、2002年4月に刊行された 山岳雑誌『岳人 2002年4月号』で紹介された、「四季を問わず創造的登山をしなくては登頂できない名山」のリストです。(出典:ヤマレコ)
今回目指すピークは新潟県の烏帽子山です。
言わずと知れた「マイナー12名山」のひとつです。
県道335号で加治川ダム方面に向かい、冬季通行止めゲートまで向かいます。
このダムの先にある尾根の入り口に登山口はあります。
登山開始!まずは蒜場山を目指します。
いきなりの急登をこなすと、穏やかな樹林帯を歩きます。
岩岳を過ぎてからは展望が一気に開け、目指す蒜場山がよく見えます。
尾根上で目立つ岩場の烏帽子岩は鎖場。
妙義は「鷹戻し」ですが、ここでは「兎戻し」。
崩落した痩せ尾根もあり。
蒜場山の手前からようやく雪上を歩けます。
蒜場山到着。
テント装備の重荷を背負ってここまで来るのだけでも中々大変です。
予定では高立山周辺でテントを張るつもりでしたが、天候が下り坂で雨が降り出す前にテントを設営したかった事と、時間も余分にかかってしまっていたので蒜場山を下った所の平場でテントを設営しました。
6:17 県道ゲート
7:25 加治川ダム
8:49 倉見平
10:01 岩岳
11:18 烏帽子岩
11:31 兎戻し
13:12 山伏峰
13:41 蒜場山
15:30 幕営地
3日目
夜半からの雨は朝まで降り続いていました。
特に出発を予定していた5時からの6時頃は本降りの雨で、テントに打ち付ける雨音を聞いているととても出発する気が失せます。
この日はテント場からの往復の行程である事から、帰着が遅くなり多少ヘッドランプを使う時間帯があっても登頂を目指そうと考え、雨のおさまる予定の7時に出発時刻を変更します。
ルート上は残雪が途切れ途切れで薮が濃い…
こんな感じがずっと続くと楽なのだけれど…
雪面の状態はまずまず。
雨上がりにしてはしっかりとしまってくれていて歩きやすい状態です。
烏帽子山の立派な姿。かなり近づきました。
あと一息のところ、山頂を見上げて。
山頂直下の激薮をこなすといよいよ山頂は目の前です。
辿り着きました!
大変だった!!
覚悟していた通り、テント場に戻る頃にはしっかりとヘッドランプ使用でしたが、登頂できた喜びはひとしおです。
7:00 歩き出し
9:00 高立山
11:30 1351ピーク
13:28 烏帽子山
20:30 幕営地
4日目
最終日の朝、幻想的な景色だと思ったのですが、これ黄砂だったようです。
テント場からは蒜場山への登り返しが正念場。
ここからは下り。
でも長い下りです。
無事に下山完了!
さすがはマイナー12名山。しっかりその大変さを味わわせていただきました。
6:30 歩き出し
8:45 蒜場山
9:23 山伏峰
10:44 兎戻し
10:58 烏帽子岩
12:28 岩岳
13:30 倉見平
14:32 加治川ダム
15:50 県道ゲート
ゲートに戻ると出発時に通行止めだったゲートが徒歩約20分先のゲートまで解放されていたと言う無情のおまけ付きでした。
何はともあれ無事に登頂できていい山行でした。
ご参加くださったゲストの方々、ありがとうございました。
またお会いできる日を楽しみにしております!