2024/3/12-14

2日目(1日目は集合のみ)

パワーゾーンでは毎年ゴールデンウィークの期間中にジライ谷から1日で往復をするコースと、秋に藪漕ぎの夏道をテント泊で登るコースの企画をしていた笈ヶ岳ですが、今年は初めて山毛欅尾山(ぶなおやま)を経由してテント泊で登るコースを企画しました。

そのツアータイトルは「テント泊でゆったり登る残雪の笈ヶ岳」。

果たして本当にゆったりなのでしょうか…?

初日は金沢駅前のホテルに夕方集合。

翌朝登山口のある一里野温泉スキー場へ移動、この鉄塔の横を抜け川へ下ります。

堰堤の上を通り、対岸へ渡り

発電所に繋がるこのパイプの横にある階段を登ります。

その標高差、実に200メートル!

階段を登り終えると溜め池があり、この先の尾根から山道に入ります。

初めのうちは全く雪のない夏道。

笈ヶ岳が初めて見えた時はまだまだ遥か遠くです。

大笠山とのツーショット。

山毛欅尾山の手前あたりから急に雪がしっかりとついてきました。

山毛欅尾山。

ここから一旦大きく下ります。

これがツライ…

冬瓜平(かもうりだいら)にテントを張る予定でしたが、僅か手前に白山のロケーションバッチリの場所があったのでここにテントを設営。

中々いい場所です。

うん、初日は確かにゆったりだ。

7:17 登山口

11:30 山毛欅尾山

16:04 幕営地

3日目

前日は気温が高くかなり緩んでいた雪も早朝は流石に硬く凍りついていました。

出発するとすぐに冬瓜平。

広くて良いのですが、ロケーションを考えると今回のチョイスは間違いではなかったと再確認。

シリタカ山の北側で稜線に合流。

笈ヶ岳、小笈ヶ岳、孫笈ヶ岳(勝手に命名)のスリーショット。

近年、5月に来ると雪がほとんどなくなり藪化していた山頂手前もこの時期はまだしっかりと雪がついています。

笈ヶ岳登頂!

景色も最高!

でもこの日の下山は非常に長いため、早々に山頂を後にします。

下山完了は17時過ぎ。

しっかり12時間以上かかりました。

何度となく訪れる登り返しに悶えながらの下山でした。

2日目は……全然ゆったりじゃない!と言った感想でした😅

最後に今回大群落を見せていたカタクリをどうぞ。

5:00 幕営地

8:03 笈ヶ岳

10:45 幕営地

14:09 山毛欅尾山

17:15 下山

今回ご参加くださったゲストの方々、ありがとうございました。

またお会いできる日を楽しみにしています!