2023/6/9-11

パワーゾーンにしては珍しく花が冠されたツアー

1日目

白山白川郷ホワイトロードはこの日の10:00に開通。開通記念に粗品がいただけました。

三方岩隧道前の駐車場に車を停め、三方岩岳に向かいます。

二日後に向かう人形山が良く見渡せます。

そしてこの手前の藪の中に熊の姿がありました。

ガサガサと藪が動いていたので何かいるなと思ってみていたら、遠くに去って行く熊の姿を確かに確認しました。この写真には写っていませんが。

三方岩岳の山頂。

三方岩岳は越中岩・加賀岩・飛騨岩と、富山・石川・岐阜の三国の名が冠された岩があるようです。

ちなみにこの山頂標識があるのは越中岩。多くの場合ここを山頂とするようですが、何でもこの先の飛騨岩の方が標高が高いとの情報が。

これが飛騨岩です。こちらから見るとなだらかな山容ですが。

今回は時間のゆとりがあるため飛騨岩まで歩いてみました。

なるほど、ここにもこんな看板が。

まぁ、越中岩の山名標識がある場所で登頂とする事で問題ないと思いますが。

初日は午後からの登山であった為にとても蒸し暑い一日でした。

名古屋駅     10:00

三方岩隧道    13:35

三方岩岳     14:17

飛騨岩      14:35

三方岩岳     14:56

三方岩隧道    15:24

2日目

大笠山へは桂湖キャンプ場横の駐車スペースに車を置き、登山開始です。

舗装路を10分ほど歩くと登山口に到着。

吊橋を渡ると梯子の取付けられた絶壁を登ります。

鎖場を越えてからも急登の連続です。

樹林帯の中は風も通らず梅雨時特有の湿気で汗が吹き出します。

前笈ヶ岳までが特に大変。ここからはしばらくはアップダウンを繰り返します。

次第に樹林帯から抜け、拓けた場所に出ます。

大笠山の山頂も見えました。

山頂が近づくと再び急登の始まり。

大笠山から奈良岳・見越山・赤摩古山・大門山の縦走路も良く見渡せます。

こうしてみるとなだらかで気持ちの良さそうな稜線に見えるのですが…

稜線に出ました。

奈良岳方面はここ数年はほとんど人が歩いていないようなのですが、思っていたより道が荒れてはいない印象でした。

大笠山山頂に到着。

笈ヶ岳方面は藪ですが、意外と踏み跡もあり。

来年行きますか~?

ところで今回のツアータイトルは「花の大笠山」

なので、たまにはお花の紹介でも致しましょう。

まずはチゴユリから。

ウラジロヨウラクツツジ

ツバメオモト

イワカガミ

フデリンドウ

イワハゼ(別名アカモノ)

ツマトリソウ

ゴゼンタチバナ

ミツバオウレン

ハクサンコザクラ

雪割草に似ていますが、花弁の切込みがV字型がハクサンコザクラ。ハート形が雪割草。

あと、葉が内側に反り返るのがハクサンコザクラ。反対が雪割草。

サラサドウダンツツジ

ハクサンチドリ

などでした。

6月は花の季節。ツアータイトルに違わぬ花の大笠山でした。

最後は慎重に下ります。

赤尾館      4:30

桂湖キャンプ場  4:45

登山口      4:55

前笈ヶ岳     7:50

旧避難小屋跡地  9:14

稜線分岐     10:05

大笠山      10:10

稜線分岐     10:35

旧避難小屋跡地  11:09

下山       15:04

3日目

朝から雨でした。

出発時から雨具はフル装備です。

サウナスーツのようなレインウェアで皆さん汗だく…

第一休憩所に来るまでにもうベタベタです。

剱岳が拝める宮屋敷跡も景色はなし。

人形山へ続く稜線。

いい山ですね。

稜線分岐に到着すると風が強く吹き付けて来ました。

ここまでで濡れてしまった身体を冷やします。

山頂到着。

風を避けるために少し下った樹林帯でエネルギー補給をすませ、そそくさと下山を開始します。

穏やかな登山道の人形山ですが、一か所だけ滑りやすい急斜面があります。

慎重に下山します。

下山中、一旦雨脚が強まり登山道は川の様になっていましたが、下山するころにはほとんど止んでいました。

赤尾館       6:45

登山口       7:30

第一休憩所     8:38

第二休憩所     9:15

宮屋敷跡      9:50

稜線分岐      10:39

人形山       11:04

稜線分岐      11:34

宮屋敷跡      12:17

第二休憩所     12:50

第一休憩所     13:23

下山        14:14

でした。

今回ご参加下さったゲストの方々、ありがとうございました。

またお会いできる事を楽しみにしています!

北国新聞に載りました!

初日の三方岩隧道に到着した時の事、白山白川郷ホワイトロードの開通日に合わせて取材をしたいた北国新聞の記者が我々の車に向かって走って来ました。

「写真撮影に協力してもらえませんか?」

まんざらでもない我々は快く承諾。

どうですか?自然な感じで談笑しているように見えますか~?