山のぼり ツアーレポート

2021/9/11  松高ルンゼ

昭和の初め、ヨーロッパから持ち込まれたアルピニズムが広く浸透し始めたころに初登攀か? 国内山岳界を大学山岳部がリードしていた時代、奥又白池一帯の岩壁やルンゼは旧制松高山岳部(現信州大学山岳部)の聖地だったとようだ。
この松高の名を冠した古典ルートを登ってきました。

1日目、徳沢ロッジ集合
2日目
朝食の弁当を食べて6:00出発。
新村橋を渡ってパノラマ新道に向かうのですが・・・
小雨なのに吊り橋の上で猿が三匹!
逃げないし怖がらないし、挙句に威嚇してくるし。
この後人間のパワーを見せつけて追い払い、橋を通過。
猿に餌やりはやめましょうね!ハトもです。
スタートから1時間半。パノラマ新道と奥又白池に至る中畠新道の分岐に到着。
水も流れてる開けたところで休憩して、ハーネス、ヘルメットを装着。

天気はイマイチだな〜。
霧雨?小雨?
どっちにしても雨が降ってるけど、強くはない。
ルンゼ内も水は流れてない。
ということは、登れという神様の命令か?
ルンゼだから基本的にはフリクションクライミング。
岩慣れしている方ならフリーで登れる1〜2級がほとんど。
時折3級+
一応、ツアーなどのでロープでビレイするも、ひどく難しくない超古典ルートゆえビレイポイントにハーケンもボルトもないよね。
序盤は堆積したガレと雨が降れば滝になる岩の部分が階段状に続くので、落石は下方のゲストにヒットする可能性大。
ガレが少なくなると磨き上げられたスラブが延々と続くような感じ。
念のためロープで確保。ただしビレイは腰がらみ!
草付きは濡れて滑るので岩岩で登るゲストのMさん
相変わらずガスだけど、雨は止んだ。

この後、ルンゼの本流をガシガシ登るも、真面目に登らないとダメな壁が出てき他ので登山道にトラバースして逃げて登攀終了。
最後の壁はガレが堆積した急な壁なので、危険すぎるね〜
そして11時30分
奥又白池に到着。

到着したころはガスで真っ白だったけど休憩しているとガスが一瞬抜けた。
蝶ヶ岳も前穂も見えた。
でもすぐに真っ白なカーテンに覆われたので12時きっかり下山開始。
登攀開始から4時間でした。
松高ルンゼが登山道に最も近くポイント。
標高2300m辺りで本流から離れ枝沢のようにも見える小沢を登ったところの右手の岩場に登山道があります。
この本芯の中間部まで登ったものの、相応の準備をしていないと到底登れない壁に始まれて右手に逃げたんだとさ。
中畠新道は、景色は見られないし、ヤブ多し。傾斜も強いし、登っても降っても楽しくないルート。
でも奥又白池にはこの登山道しかないんだよね。

写真は・・・国産ブルーベリー
奥又白池から2時間30分。徳沢に到着。
預けた荷物(本当は忘れた)を取って上高地西糸屋に午後4時30分着。
梓川の向こうに明神岳。
なんだか山が崩れてきたな〜。

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