山のぼり ツアーレポート

2021/8/22  名鉄・剱岳

コロナの感染が全国的に急加速の広がりを見せる中、ギリギリツアー催行にこぎつけました。
ゲストの方々はこの日の為に何度も岩場講習に参加したり、ハーネスやヘルメットを購入したり…
待ちに待った剱岳ツアー無事に催行です!

ガイドの竹林です。
今回は名鉄のツアーで剱岳を案内してきました。

今年の8月は雨ばかり…
最初の一週間はまだ晴天の日もありましたが、台風10号が来たあたりから連日の雨。もう秋になってしまったのかと思うくらい前線が日本列島に停滞し、ツアーは中止ばかりでした。
初日、立山室堂バスターミナルに着いた時もやはり雨。
真っ白な中、12:42剱沢小屋へ向けて登山スタートです。
一瞬陽が差したと思ったらすぐに霧雨。
でも本降りにはならずになんとなくパラパラ雨が降りしきる中を黙々と歩きます。
雷鳥沢に降りる階段はつい最近新しくされたばかり
8月の頭に来た時はまだ工事中でした。
13:35
雷鳥沢から別山乗越まで標高差450メートルの一気登りのスタートです。

雨だし…
急登だし…
ひたすら黙々と登り続けます。
15:12
剱御前小屋のある別山乗越に到着。
ここまで来れば初日の行程はあとは下るだけだ〜
ここから皆さん元気になりワイワイおしゃべりしながら歩きます
16:04
順調に剱沢小屋に到着。
ガスは晴れず
剱の姿は拝めず…
明けて2日目。
予定では剱岳へアタックし、下山後再び剱沢小屋に宿泊する行程でした。
しかし早朝目を覚ますと外は雨。
風も強い…
剱アタックは中止です。

こうなれば時間を有効に使いましょう!
午前中は剱沢小屋の談話室にて剱岳のDVDを見ながらイメージトレーニング。
雨のやんだ正午前からフィックスロープを張って翌日の鎖場通過をイメージしたカラビナの掛け替えのトレーニングを行いました。
次に万が一ショートロープを必要とした際の確保者側の留意点について実演にてトレーニングを行いました。
そして3日目。
この日はぴーかんではないものの、雨は降っていません。
風も10メートル程度かな…
アタックには問題ないコンディション。

4:45
いよいよ剱岳登頂へ、アタック開始!
5:07
まずはサクッと剱山荘に到着。
剣山荘でヘッドランプを消し、登り始めます。
鎖場ごとにプレートが取り付けられています。
全部で13か所あります。
5:37
一服剱到着。
以前はあったはずの看板がなくなってる…
一服剱からは一旦下って前剱へ。
前剱への登りはモロモロのガレ場。
落石への要注意ポイント。
6:39
前剱到着。
雨は降っていませんがガスっています。
でもガスがなくなる瞬間もあり、周囲の山々がとてもよく見渡せる瞬間もあり。
来ました。
一枚板の架け橋。
でも右側の崖を気を付ければ左側はそれほど落ち込んでいません。

必要以上に怖がらずに、落ち着いて落ち着いて
さぁ、ここからはカラビナの掛け替えの連続ですよ〜
皆さんとてもスムーズ!
前日のトレーニングの成果バッチリ!
鎖のない場所での足運びもいい感じになって来ました。
そして来ました!

8:08
カニのたてばい!
どうですかー?みなさん

カニのたてばい楽しんで下さいね!
カニのたてばいを越えれば山頂まではもうあと少し。
このガレ場を登るだけ。
8:54
辿り着きました!
剱岳登頂ーーー!!!
下山はカニのよこばい。
長いはしごもあります。
下山は登りよりも更に危険が増します。
登頂の喜びで集中力を切らさぬよう何度も何度も注意喚起の声掛けを行いながら慎重に下って行きます。
11:02
下山時の前剱。
この時は剱山頂が見えました。
一服剱を過ぎたあたりからパラパラと雨が…

そんなわけでスタスタと歩き続け12:38剣山荘横の登山口に無事帰還。
休憩をせずにサッサと通過。
13:05
剱沢小屋に帰還。
ここでお昼のお弁当を食べます。
食堂を提供していただいた上にお味噌汁とお茶までいただけました。
朝も朝弁で出発したのですが、同じように食堂を使わせていただき、お味噌汁とお茶のご用意が…。
剱沢小屋、とても親切で至れり尽くせりの最高な小屋です。

13:45
この日の宿泊地、雷鳥荘に向けて再び出発!

最後は本振りの雨になってしまいましたが、16:50逃げ込むように雷鳥荘に到着。
その後雨は土砂降りになりました。
最終日も嵐のような風雨でした。
朝食後、少し雨がおさまるのを待って8:30に雷鳥荘を出発。
9:00
室堂バスターミナル到着。

結局この4日間で剱岳往復に必要な8時間強の間雨が降らなかったのは登頂に成功した時間帯だけでした。
まさにピンポイントのチャンスを生かすことが出来ました。

下山後吉峰温泉で入浴を済ませ、名古屋駅に帰ったのが17:00。
行程変更がありましたが、メインターゲットの剱岳はキッチリ登頂を果たせました。

ご参加下さった皆様。
本当に、本当におめでとうございます!
お疲れさまでした!
またどこかのツアーでお会いできるのを楽しみにしております!!!

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