山のぼり ツアーレポート

2021/5/8  残雪の笈ヶ岳!

「登っておれば百名山に選んだ」と深田久弥が言ったとかどうとか?

そんな日本百名山のスーパーサブである、二百名山「笈ヶ岳」
(オイズルガタケと読む)

薮山で残雪期の登山が適期
最近はグレートトラバースとかピークスに紹介されて有名(?)になってるとか?

今年は残雪が少なく薮多めで
相変わらず遠い山頂でした・・・。

こういう山はヘッドランプで出発なんですよ
山頂が遠いから。

でも、一里野スキー場の宿「花くるみ」さんは
なんと!アホみたいに早い3:30分に朝食を用意してくれる!

ありがたや〜〜感謝感激雨アラレ

暖かいご飯を頂いて【4:10】宿出発
通行止めを裏技を使い突破・・・いや正確には突破ではない
が、ともかく車でビジターセンターまでGO!
ビジターセンターに駐車が出来ないかも
と聞いていたが、問題なく駐車出来て

少〜し明るくなってきた
【4:30】出発

長い1日の始まりである
薄暗いと怖いトンネル2カ所
橋一か所
とても暗い中独りで歩きたくないな・・・(^^;)

崩壊すれば通過が困難になりそうな
トラバース道を歩いてジライ谷へ
25分ほど歩いて野猿公園到着【4:55】

以前(10年ぐらい前)来たときは
もうちょっと公園の体を成していた気がするが

すっかり荒廃しちゃったな〜
最初の懸案事項の渡渉

気合い一発!
ジャンプで突破
その後のジライ尾根(勝手に命名)は
過激に急登

ひ〜〜堪える〜〜(泣)


例年この時期なら1000m付近から雪が出てくるが

今回はまーーーーったく無し!
ただ、道は明瞭
ピンクテープ多数

薮は漕ぐと言うほどでもない
が、鬱陶しいけどね
1270ピーク辺りで冬瓜山が右手に見える

これまた、まーーーったく雪が無い
本当に雪はあるのだろうか・・・?

と不安がよぎるほど雪が見当たらない
今回は残雪登山なんだよなぁ?

アイゼンが無駄に終わったりして(笑)
1400mぐらいから
やっと雪が出てきた!
ちょっと安心(笑)

やっぱり雪は歩き易い!
当初の予定は冬瓜平経由で行くつもりだったが

分岐付近の標高でも
冬瓜平に行く踏み跡が見つからず

ピンクテープに導かれて歩いて来たら
尾根道に導かれてしまった

途中、冬瓜平が見える所にくると
おっ!?雪あるじゃーーん!
これなら冬瓜平経由も行けるかも?

と思ったが、シリタカのコルまで雪は繋がっているのか?
&ここから少し降りないとダメ

と言う事で
このまま尾根道で行く事に決定
この決定は吉と出るか凶と出るか?
やっぱり凶でした(笑)
決定して少し進んで後悔する

薮がウザい!
これなら雪の方が良かった(>_<)

まぁ踏み跡も明瞭でマーキングもあって迷わないけどね
迷わないけど
結構難儀な道が続く

特に冬瓜山山頂手前は
根っこ掴んで薮をワシ掴みにして攀じ登る

あ〜〜トラバースに行けば良かった
と後悔してることはゲストには内緒(笑)
視界が開ければ冬瓜山山頂
噂のナイフリッジあったけど

ナイフリッジって言うのはオーバーだな
普通の岩場

初めて来た冬瓜山山頂【8:00】
もう来たくない(笑)

絶対、雪の状態が悪くないならトラバースの方が絶対楽!

ここから笈ヶ岳が見えるが
まだ遠いな〜〜〜(^^;)
この調子じゃ3時間はかかるか?

このまま薮が続けば届かないかも?
と、またも不安がよぎる・・・
でも、冬瓜山山頂から少し降りると

雪が出てきた!
しかもそのまま繋がっている様子

これで薮から解放されるかも!?
喜んでアイゼン装着(笑)
再び雪の有難さを実感する

歩き易いし好きな所を歩きまわれる
そして見通しがいいから眺めが良い!

時々こんな所もあるが

ほぼ雪は繋がっている
さっきまでの薮に比べれば屁でもない
天気も良いし
やっぱり薮山より雪山は楽しいのである

気持よく歩いて
シリタカ山に到着

白山が素晴らしい!

近づいてきた笈ヶ岳山頂を眺めながら休憩【8:50】

シリタカ山は展望台である

山頂を眺めながら思う
この山はスキーで来る気にはならんな
費用対効果が悪すぎる(笑)
ココから先はどうやらほとんど雪で行けるようである

残雪期登山なんだからねぇ
持ってきたアイゼンが役に立って良かったよ(笑)
一旦下って登り返し
薮と違って至って順調である

何が違うって気分が違う(笑)
天気も良いし、暑すぎず寒すぎず快適

1625辺りで最後の休憩【9:20】
さて、ここから山頂まで1時間ってところか?
さ〜あとちょっと!

踏み跡を追って
岩場を左手に巻く

ギリギリ雪が繋がっていてセーフ
薮漕ぎを免れる
と、思いきや尾根上の一部は薮漕ぎを強いられる

中々難儀だがごく短い
薮を抜けると山頂が!

じゃなく偽ピークで小笈とか言うらしい
白山をバックに最後の登り

なんだかんだ言って
ほぼ先頭グループに位置づいていて早い!
小笈まで登れば本当の山頂は直ぐそこ

何となくこの辺は
毛勝山の雰囲気に似てる気がする
そしてついに!
遥かなる笈ヶ岳に到着!!【10:15】

早い!11時にはなると思っていたけど
皆さん強いから予想よりだいぶ早く到着
あまり広くないが
早く着いたしPZには珍しく長めの休憩

あれやこれや
山座同定しようとするが
ぜ〜んぜん分からない(笑)
まぁ分かるのはこの大笠山ぐらいか(笑)

雪の被った大笠山を改めてみると

スキーで滑ったら楽しそうだな
特にこっち向きの南西面とか良さそう

が、あまりに遠いから
あの山もやっぱり費用対効果が悪すぎるわ
とか何とか、山頂を30分近く楽しんで帰路【10:40】

雪の下りは早い
あっと言う間に下りて来て
シリタカ山北のコルに到着【11:30】

往路に言っていたように
復路は冬瓜平を目指すことにする

問題なく雪は繋がっている(ハズ)

それにしても、すれ違いで登っていく登山者がみんな若い!
なんで?こんな山に若者が?
やっぱりグレートトラバース?
それともピークスに掲載されたから?
あ〜〜あの冬瓜山山頂を経由するより
よっぽどこっちの方が良いわ

ただブロック雪崩に要注意ですな

サクサク歩いて
ちょっと登り返すと
冬瓜平到着【12:00】

ここにテントを張って1泊で山頂を目指すのも良さそう

良さそうだけど、ここまでテント装備を担ぐのもダルいな(笑)
このブナの枯れ木が分岐の目印【12:30】

だが、雪が少なくなると
薮で見えにくくなるから目印にならないかもね

後は激下りだけだ!

ドドーーッと下って
と言いたいが急で危なくて飛ばせないし

疲れでお一人ちょっとペースダウン
ま、時間も十分あるしゆっくり下山
ジライ尾根(勝手に命名)の最後は
特に岩場が出て来て急なんでご注意を

膝が笑いだしそうな頃
野猿公園に戻ってきて【14:55】

帰りも気合い一発の渡渉ジャンプを成功させ
ホッと一安心

誰も濡れるオチはなし(笑)
トラバース道をえっちらおっちら歩いて
【15:20】ビジターセンターに戻って終了!

拍子抜けするぐらい
苦労することも無く終わったな〜〜
前回の中の又が16時間かかったから尚更(笑)

ある意味薮が多かったお陰で
雪を歩くのを飽きることなく行けて良かったかも?

とか言いながらこのレポートを
筋肉痛をさすりながら書いてるけどね(笑)

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