出羽三山の一つ湯殿山に登って参りました。
山頂での展望は真っ白で何も見えませんでしたが緩やかな斜面、今度はBCスキーで訪れたいと思いました。

登山前日に山形駅近くのホテルの1階ロビーに午後6時に集合。
登山当日は朝7時にホテルを出発。
1時間程で登山口のある山形県立自然博物園に到着です。
スタート時から雨が降っていたので自然博物園の屋根の下で準備させてもらいました。

出発は8時20分頃。標高820mと高めな所からスタート。
登山口からアイゼンを履いて歩き始めました。


スタートから1時間ぐらいは山形県立自然博物園の遊歩道沿いを歩きます。
所々、雪融けの落石や藪が出ている所もありましたが
雪はしまっていたので踏み抜くことなく歩きやすかったです。

斜面沿いをトラバースする時は足を滑らせて、川に落ちないように注意して進みます。

1時間程歩いたら遊歩道沿いを外れて湯殿山の南東に伸びる尾根に取り付きます。

地形図の中央の「石跳川」の「川」の文字の右側の緑の◇辺りから南東尾根に取り付きました。
地形図だと崖のマークですが、現場に向かうと
ここだけが雪の斜面が残っており、上手く南東尾根に取り付くことができます。
赤線は登り下りで歩いたルートを示してます。

湯殿山の南東尾根は緩やかなので非常に登りやすいです。
地形図にも明確な登山道はなく、ルートファインディング(地図を読むこと)しながら登っていく楽しさを味わえます。

標高1,100mを過ぎるとガスってきて、辺りは真っ白で風も強めに吹いていました。

標高1,400m辺り。笹藪の少し風を防げる所で一息入れて、山頂までの最後の登りに備えます。

所々、雪が割れてクラックができていました。
落ちないように注意して進みます。

大きな雪壁。
写真では分かりづらいですが2~3mくらいはありました。

雪壁は笹藪側に避けて迂回すれば進めました。

雪壁を過ぎてしばらく進むと標高1,500m湯殿山山頂に到着。
登山開始約2時間20分。10時50分頃でした。


山頂の標識はなく藪の中に標高点を示す石柱だけがありました。
下山は往路を辿り約1時間30分。12時20分頃に登山口の山形県立自然博物園に到着しました。
ホワイトアウトで展望はありませんでしたが、無事に登頂、下山できて一安心。
ツアーにご参加頂きありがとうございました!また、次回もご参加ください。