山のぼり ツアーレポート

2020/7/5  カムイエクウチカウシ山

北海道最終ツアー

雨模様の続く北海道でしたが
なんと!!

このカムエクのツアーが始まる日から晴れ予報!!
一番晴れて欲しいツアーでこれ!

神の思し召しか・・・(笑)

問題は熊と水量
はてさて・・・。

前日の夜、結構強めの雨音「本当に晴れるのか??」
と不安のまま迎えた朝

晴れたよ本当に!!
しかも明後日まで晴れ予報!

よっしゃー!と気分晴れやかにゲストと合流して
十勝らしい、まーーーーっ直ぐな道をひた走る
良い事は続く

今年はなんと一番奥の幌尻ゲートまで入れる!!
何ねんぶりだろうここまで入るの

意気揚々と準備
ただ気が掛かりは、昨日強く雨が降ったから水量がどうか?

【9:20】帯広駅⇒【10:00】帯広空港⇒【10:20】中札内道の駅⇒【11:05】幌尻ゲート
ひじょーに整備された林道をテクテク
何度も言いうけど、こんなに整備するなら車をOKしてくれ

情報通り途中に工事個所
歩いて通過する事を想定してくれていて問題なく通過可
工事個所から先は車両が入れないから少し荒れてた

更に進むと、何だコレ??
林道の真ん中にテトラポットのような物がドーーーン

よーーく周りの様子を見てみると
河原に同じものが設置してある

と言う事は洪水で川からここまで持ち上げられた!?
それが本当なら自然の力は恐ろしい・・・。

こりゃー沢の様子が変わってそうだな
その後は七の沢まで問題なし

沢靴に履き替え
さあ、水量はどれぐらいかな〜?
渡ってみますか〜〜と最初の渡渉に突っ込むと

ワオ!深い!!

流れは弱いけど股まである!
その後の渡渉は腿ぐらい(写真)

まぁ気は使うけど何とか行けるレベル
水量の多い渡渉に少し手こずりつつ

以前使っていた踏み跡は前半はほぼ使えず

大雨があったようで状況が所々変わってた
仲の沢出合いから先は踏み跡を使えたけどね

マーキングも流されたのか少なくなっていて

3年前のオッサンのあやふやな記憶を頼りに八ノ沢になんとか到着
んん〜〜ここまでの道はちょっと分かりにくくなったか?

八ノ沢のテント場は依然と変わらず快適
焚火を囲んでアイドルタイム

「天気は良さそうだし、後の問題は雪の量ですね〜」
と言いながら簡単な夕食を終わらせ就寝

【11:10】ゲート⇒【12:55】七の沢出合い⇒【15:35】八ノ沢テント場
八ノ沢のせせらぎを聞きながら迎えた朝
予報通り晴れ!

朝食掻っ込み出発!
膝ぐらいの深さの渡渉を交えながら八ノ沢を進む

以前来たときに使えた踏み跡はほぼ無し
マーキングも少なくなっている

でも取りあえず上流に歩いていけば良いから間違う事は無い
けど、どのラインが楽かは見極めが必要

開けた所に出るとカムエクがドーーーン!!
&泥交じりのデブリもドーーーン!
三股に近ずくと雪がしっかり残ってました
いままでこの時期に7〜8回カムエクに来てるけど一番多い!

雪に乗ったら登山靴に履き替えて先に進む

【3:00】起床⇒【4:00】出発⇒【6:30】三股
三股から正面の滝の右手のルンゼを登る

相変わらず過激に急登である
でも、ここからはよーく見て行けばマーキングあり
この過激な急登にやられて1名のゲストがペース上がらず
三段の滝でリタイア

わーーお!!
今年って小雪じゃなかったけ??

この場所でも今まで見たことが無いぐらい雪が多い!



三段の滝から先が雪の状態次第だな〜〜と心配していた所

案の定中途半端に残っていて踏み跡を隠している

・急だし崩れそうで雪の上はNG
・スノーブリッジをくぐりながら沢を歩くのも水量が多いうえヌメってるから考え物

と言うわけで側面を薮を掴みながらトラバース
これが何とも面倒くさい!
時間を掛けつつも薮掴みトラバースを突破

「登りは良いけど下りはどうしよう?」
とか思いながら、「まっ下りてきたその時に考えよう」と開き直って上を目指す

程なく別天地八ノ沢カール到着!

相変わらずここは雰囲気がイイ
にしても、ここも雪が多いね〜〜!!
はてさて最後の懸案事項
カールから稜線への乗り上げ時の雪の状態はどうか??

行ける所まで行ってみよう
と、アイゼンを装着して稜線を目指す
(その直前にお一人が自己申告でリタイア)

稜線直下まで踏み跡を雪が覆っていたら、軽アイゼンじゃ太刀打ちできない所でしたが何とか行けそう!

こりゃー帰りがチョイと大変だ
と内心思いながら急な雪渓を登り踏み跡にたどり着き

途中雪をかわしながら稜線に到着!

は〜〜何とかここまで来たぞ!
ここまで来ればもう問題ないハズ

【6:45】三股発⇒【7:50】三段の滝⇒【8:45】八ノ沢カール⇒【9:50】稜線
稜線の風も大したことなし

「どーせ薮も濡れていてびしょ濡れでしょう」
と思っていたら、濡れてない!

予想外に快適な稜線で
日高恒例の「ハイマツコギ」も濡れてないので不快指数は低い

気分よく登っていくが山頂はガスの中
残ったゲストは足前も良く
サクサク登ってやっとカムイエクウチカウシ山到着!!!

200、300名山最も難儀な山と言われているだけに
一筋縄ではいかないですね〜特に今回は

【9:55】稜線⇒【10:40】山頂
これだけ苦労して来たし、風も無く寒くないから
ちょっとのんびりしましょう

写真撮ったり
行動食食べたりしていたら、ガスが抜けてきたーー!!
このまま劇的に晴れてくかーー??

と思いましたが世の中はそんなに甘くなく
1839峰が見えるぐらいまででした

それでも乳白色の世界よりは遥かにマシ
山頂を楽しんで下山
稜線からの下降点まで来て振り返れば

行きに見えていなかったカムエク様のお姿が!!

雨も降らないし
これが見えたから上出来ですな
カールへの下降もアイゼン装着して何とか突破
カールで熊に怯えながら心細く待っていたくれたゲストとも無事合流

そして最大の懸案事項
カール下の中途半端な雪の下降も

腕力を総動員し、薮の強度に命を託し
薮ワシ掴みトラバースで突破

滑り落ちれば沢にズドンの難所
は〜〜、手に汗と薮を握るトラバースでした・・・(冷汗)
三段の滝で長時間辛抱強く待っていたゲストとも無事合流して

濡れて難儀な三股までの急下降をこなし
疲れてペースが上がらず、ゆっくりと沢を下って最後の渡渉

テント場に戻ったのは17時を過ぎ

約13時間半。長い一日が終わりました

【11:00】山頂発⇒【12:30】八ノ沢カール⇒【14:30】三股⇒【17:20】テント場
格闘した山行を反芻しながら
簡単な夕食を終えてバタンキュー

次の日も天気はよし!
のんびり朝食&撤収して出発
帰りは水量もかなり減って、渡渉も楽々

天気も上々
気温も低め

快適下山
惜しむらくはこの天気が昨日欲しかったか?

とは言え、北海道ツアー全山コンプリート!!
雨の降って欲しくない(降ったら登れない)山は晴れ
雨でも登れる山は雨(笑)

メリハリのある北海道でした〜〜。
【5:30】出発⇒【7:20】七ノ沢⇒【9:20】下山

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