山のぼり ツアーレポート

2019/9/16  剱岳北方稜線と池ノ平山

お天道様からの贈り物

晴れマークが続く三連休
この予報ならどこにでも行ける!なんだって出来る!

夏のように暑すぎず快適な気温だし雲も湧かない。この上ない山日和となりました。
天気の心配が要らない山は本当に楽だわ〜〜〜(笑)

ただめちゃ混みでしたけどね

晴れ予報

なんていい響きなんだ!
心まで晴れやかに室堂に集合して、見上げる空もまごう事無きあっぱれ秋晴れ!

鬼のように混み合うかと思っていたアルペンルートも、平日の為か拍子抜けするぐらい空いてた。
晴天微風
お陰で別山乗越の登りは結構暑い!

ひと汗かいて登り上げれば剱岳様が御座しまさう
午後の斜光に照らされるお姿は神々しい

このままご機嫌麗しくお願いいたします剱岳様
【13:30】室堂発⇒【15:30】15:30別山乗越⇒【16:20】剣沢小屋
相変わらず剣沢小屋に居並ぶ大御所ガイド
剱岳の核心はこの小屋での夜だな(笑)

そんな肝臓を鍛えられる核心の夜を終えて次の日

予報通りド快晴!
ステキ!!

朝焼けの剱岳様を眺めながら今日は池ノ平小屋まで
今年は剣沢の雪が少なく雪渓が使えず

お陰で、中々スリリングな登山道を楽しみながら歩き真砂沢小屋を目指す。
今日は岩が乾いてるからいいけど、濡れてるときは気を付けてね。
9月の山は朝の早い時間は涼しい

さらに真砂から先の剣沢はまだ日陰が多くて快適
しかし、二股からの登りは日向で暑い!

完全に夏山のような暑さ。
夏より厚手の服装だから尚更

ベンチを過ぎ、視界が開けた所で大汗かきながらも周りに目をやれば極上の展望
後立山がズラリ!!
仙人峠のベンチで一服


紺碧の空を突く岩峰群
日本離れした景色の裏剣の展望台
あ〜〜ここで生ビール飲みたい!(笑)

それにしても今年は紅葉が遅いね
木々はまだ元気に緑色
剱岳の裏

富山百山と日本の山1000に数えられるも知る人の少ない山、池ノ平山
剱の陰に隠れてますが、立派な山です。
ぜひ滑りに来たい!この山の東斜面はイイらしい。
結構暑さにやられながら池ノ平小屋に到着
【6:00】剣沢小屋⇒【7:45】真砂沢小屋⇒【8:50】二股吊り橋⇒【11:00】仙人峠⇒【11:30】池ノ平小屋

予定では池ノ平山に登るつもりが、暑さの為か皆さんこの山に興味がないのか全員んパス
と言う事で小屋でのんびり過ごすことに決定

噂の展望五右衛門風呂(写真)!
何も遮る物のない展望風呂=自分も丸見え!(笑)

サッパリしたわ〜〜〜(幸せ)
これは抜け落ちた銀歯・・・じゃなくてモリブデンだそうです(笑)

この小屋の前身は小黒部鉱山の飯場だったらしく、鉱山の名残のモリブデンがアチコチに落ちてます。

これは精製されたものの落とし物なのかな?
この天気に何故かキャンセルが多く出た池ノ平小屋
お陰で混みすぎず快適に過ごして朝

朝食を4:30に出してくれる有難さ
本当に小屋番のみなさんありがとうございます!

朝焼けに燃える裏剣を見上げながら出発!
今日も晴天をありがとう!
池ノ平山を巻く鉱山道をトレースし
小窓氷河に削られた外傾したスラブを慎重に通過し小窓氷河に降り立つ

朝まだ硬い雪渓を、アイゼンの爪を利かせて朝日を背中に浴びながら登り上げる
小窓のコルに乗り上げ

足場の悪いガレ場を抜け、急なルンゼを息を切らせて攀じる
途中左に伸びる踏み跡を見逃すと、余計なアルバイトを強いられるのでご注意を

踏み跡を追って、急な斜面を稜線に向かって登っていると左手に天を衝く小窓の王が聳える
雪が残っていれば難所になるルンゼも今年は雪は無し

【5:00】池ノ平小屋⇒【6:05】小窓氷河⇒【7:00】小窓のコル⇒【8:05】写真のルンゼ
所々踏み跡不明瞭&惑う分岐が多数

ベストのラインを選べば難なく小窓の王の基部に行ける
開けた視野の先には、正に岩の殿堂と言うべき岩峰が居並ぶ

日本離れした景観
正面はチンネ、その脇にあんな所登れるのか?と思う池ノ谷ガリーがブッ立っている
基部〜三ノ窓コル〜池ノ谷コルはザレ場地獄&落石地獄

慎重に山ノ窓のコルまで下り大休止
ブッ立っていると思っていた池ノ谷ガリーも歩いてみる傾斜は大した事無し

ただ、落石地獄であることは間違いなく、今回も危機一髪の落石に二度襲撃されて肝を冷やしました。
ふ〜〜〜焦ったぜ・・・(汗)。
【9:00】三ノ窓のコル⇒池ノ谷のコル【10:00】

この先は北方稜線のハイライトの岩稜歩き
最初の急斜面を攀じり(U+ぐらい)稜線に乗ると展望が開ける

雲が少し湧いてきてるけど極上の展望!!
先行する迷っているパーティーに道を聞かれまくってお金貰おうかしら?と思ったけど

にこやかに「こっちですよ〜」と道を教えつつ
岩稜を通過

長次郎の頭からの下降もロープを使って無事終了
そして本峰への登り

普通に歩ける踏み跡を無視して、簡単な岩登りを敢えて選択
皆さん岩に登りたいんでしょ〜?
登り上げるとそこは観光地でした(笑)

黒山の人だかりの山頂
50人は居たね

【11:45】長次郎のコル⇒【12:25】剱岳山頂
ま〜〜こりゃまぁ急いだところで同じだからゆっくりしましょ
と言う事でたっぷり山頂で休憩

乗って歩きたくなるような輝く雲海を眺めて大休止
この日の雲海は今まで見た中でも屈指の美しさでした
覚悟をしていたとは言え、ヨコバイ渋滞にウンザリし
抜けたと思えば平蔵の頭でもまた渋滞

かなり前頭葉の訓練になりなりました(笑)
少し陽の傾きを感じるようになった頃【16:15】剣沢小屋に到着

雲を纏い斜光に輝く神々しい剱岳様を見上げながら祝杯を挙げる
今日も一日ありがとうございました!

定員の決まっている剣沢小屋は、混んでると言ってもしれて問題はやっぱり大御所ガイドの方々
この日はその壁はそれほど高くなく、平和に肝臓を疲れず就寝(笑)

最終日はのんびりと起床
暖かい朝食を頂き、コーヒーを啜り出発

今までよりは雲の多い朝
でも雨の降る気配はまだない

秋のウロコ雲を映すみくりが池
鏡のような湖面を作る凪の静かな山を後にして終了

こんなに晴れ続きでいーーんだろうか?
どこかでツケが回ってきそう・・・

そんな不安が過りそうなほどの晴天の4日間でした!

P.S.来週末は荒れ模様の予報ですねやっぱり。。。。


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