2022/8/18-20 ガイド:竹林

1日目

名鉄バスセンターの出発は7:10。

新穂高温泉までは約4時間の移動で登山開始は11:23でした。

この日の天気予報は雨。夕方頃に雨があがるという予報でした。

実際移動中はかなりの雨が降っていましたが、新穂高に着くころには雨があがり、このまま回復していくものだと

期待をしていましたが…

とりあえず1時間ほど歩いてわさび小屋で昼食のカレーライスをいただきます。

新穂高からわさび小屋の先30分ほどまでは自動車でも走れるような林道。

奥丸山方面に向かう橋があるこの場所から先がいよいよ本格的な登山道となります。

小池新道の入り口です。

午前中の大雨で沢はかなり増水していました。

下山してくる人に伺うと、朝イチは渡れない沢があるくらい増水していたようです。

秩父沢です。

安全に渡れましたが、水量は普段に比べてだいぶ多いです。

そして、この辺りから次第に雨が強くなってきてしまいました。

悪天候のため人気のない鏡池に到着。

結局終盤はしっかりと雨に降られてしまいました。

新穂高出発       11:23

林道ゲート       11:28

笠新道入口       12:19

わさび小屋       12:30

わさび小屋出発     12:50

小池新道入口      13:11

秩父沢         14:10

チボ岩         14:31

イタドリヶ原      15:02

シシウドヶ原      15:37

鏡池          16:35

鏡平山荘        16:40

2日目

この日は快晴です!

元々天気予報でも2日目は一日天気の心配はなさそうでしたが、最高に気持ちの良い朝です。

弓折乗越の稜線に出た所。

北アルプスって感じですね。美しい!

順調に双六小屋に到着。

ここから先は西鎌尾根の長い稜線歩きです。

西鎌尾根の全容。

いやぁ、見事ですなぁ。

西鎌尾根は3つの鎌尾根(東鎌尾根、北鎌尾根)の中では一番穏やかな稜線です。

始めのうちはこんなに歩きやすい道。

徐々に近づく槍ヶ岳を常に視界に捉えながら歩きます。

千丈乗越の手前辺りから段々岩場と鎖場が増えてきます。

千丈乗越。

ここからは斜面が急になり、ガレ場に入るためヘルメットを着用します。

大槍と小槍のツーショット。

もうこんなに近くなりました。

お!

よく見ると小槍にクライマーが。アルペン踊りは踊るのかな?

ようやく西鎌尾根を登り切りました。

少し休んで槍の穂先を目指しましょう。

20分ほど休憩して、いざ槍の穂先へ!

さぁ、ここが皆さんがあこがれ続けて来た槍の穂先ですよ!

いつもは遠くの山から「槍が見えた!」と眺めていた槍の穂先に今皆さんは登っているのです。楽しんでくださいね!

と、この先山頂では混雑の中個人写真を撮ったり、団体写真を撮ったりで慌てていて…

なんと写真を撮りそびれてしまった( ̄▽ ̄;)

というわけで2日目の写真はここまでです…

鏡平山荘出発       5:16

弓折乗越         6:15

花見平          6:38

くろゆりベンチ      6:59

双六小屋         7:58

樅沢岳          8:38

硫黄乗越         9:40

左俣乗越        10:30

千丈乗越        12:14

槍ヶ岳山荘       13:28

槍の穂先登り始め    13:49

槍ヶ岳         14:20

槍ヶ岳山荘       記録忘れの為不明…(恐らく15時過ぎくらい)

3日目

う~ん。どんよりとした分厚い雲。

実はこの日の天気予報は再び雨。

出発の時点ではまだ降り出してはいないもののいつ降り出してもおかしくないような空模様。

斜面が落ち着き歩きやすくなる槍沢ロッジ辺りまではなんとか振り出さないで欲しい。

殺生ヒュッテ。読み方は「せっしょう」ではなく「さっしょう」。

まだ歩き始めて30分もたっていないのでここはスルー。

播隆窟(ばんりゅうくつ)。

江戸時代末期の1828年。播隆上人(ばんりゅうしょうにん)によって槍ヶ岳は開山されました。

その際にこの岩窟に籠り、晴天の日を待ち続け念仏を唱えていたとされます。

現代のような登山用品がなく、登山道も地図もない時代に遠くから見える頂だけを目指し山頂に登ったというのは今では

想像を絶する苦労があった事でしょう。

大曲まで降りてきました。

ここまで来ればとりあえず急斜面からは解放されひと安心です。

雨はまだ降り出していません。

コロナの感染があり休業中の槍沢ロッジ。

ここでの休憩中に雨が降り出しました。

願い通りでした。

横尾山荘に着くころには樹林帯の中を歩いていてもずぶ濡れになるくらいの大粒の雨となって来ていました。

気が付くと土砂降りの雨でした。

あまりの雨と寒さでいつもは必ず堪能する徳澤園のソフトクリームさえもスルーするほどでした。

そそくさと上高地に到着。

結局3日間の行程の初日と最終日は雨。

でも一番大切な中日はぴーかん。

非常に恵まれていました。あれだけの絶景を堪能できる日はそう何度もなかったと思います。

槍ヶ岳山荘出発       5:36

殺生ヒュッテ        6:01

播隆窟           6:24

横沢            6:46

水沢            6:55

天狗原分岐         7:19

曲沢            7:57

大曲            8:12

ババ平           8:35

槍沢ロッジ         9:18

槍沢ロッジ出発       9:40

二の俣          10:11

一の俣          10:24

槍見河原         10:35

横尾山荘         11:22

徳澤園          12:42

明神館          13:30

上高地          14:18

でした。

ご参加下さったゲストの方々、3日間ありがとうございました。

またお会いできる事を楽しみにしております!