残雪でなくて冬の日本二百名山と日本三百名山
3月に入ってから気温15度前後の日が続いたので「もう春だな〜」と勝手に信じてたけど、この週末だけは冬に逆戻り。
北陸から東北、北海道では大雪警戒のアナウンスがテレビで流れているし・・・
と、まぁ晴天下の登山は諦めて向かった奥美濃地方(岐阜県)でした。
1日目:名古屋駅10:00集合=【ひるがの高原サービスエリアでランチ/11:30~12:10】=高鷲スノーパーク13:10発=【ゴンドラ】=ゲレンデトップ…前大日岳…大日ヶ岳(往復)…ゲレンデトップ14:20着【高鷲テラスで休憩】=センターハウス=ひるがの高原16:30着
2日目:6:30朝食/7:00出発=登り口8:20発…鷲ヶ岳12:10着(10分休憩)…登り口13:50着=ふたこえ温泉14:10着(入浴1時間)=15:15発=名古屋駅16:40着
1日目
名古屋駅のいつもの集合場所「銀の時計」
新幹線名古屋駅の南口/北口を出ると目の前にある頭でっかちな柱時計が待ち合わせ場所。正面が北口で背後が南口ですから、どちらの改札口を出ても目の前!
ひるがの高原サービスエリアからは目の前に大日ヶ岳が望めます。
スキー場は高鷲スノーパーク(右手)とダイナランド(左手)上部で行き来できる西日本最大級のスキー場
2019年までこのスキー場「高鷲スノーパーク」のセンターハウス2階にパワーゾーンのブースを構えてバックカントリーツアーを主導していた懐かしいスキー場なんです。
センターハウスのインフォメーションで入山届を記入して、ゴンドラ乗車券(今年は1,200円)を購入してゲレンデトップ標高1,550mまで楽ちん登山。
ゲレンデトップからいきなり登り始めるのですが・・・あいにくのホワイトアウト。
景色? そりゃ無理でしょ。
信じてもらえないかもしれないけど・・・ここが大日ヶ岳の山頂!
GPSで確認してもここが山頂。この下には山名石柱と大日如来様が鎮座してます。まだ3mくらいの積雪量ですね〜
この後、下山途中にピッケルの使い方を練習するのですが、風が強くて、少しだけ説明して終了(残念
ゲレンデトップにある「TAKASU TERRACE(カフェ)」でトイレ休憩。
このカフェも2019年までパワーゾーンが仕切っていた懐かしいカフェなんです。
下山していつものお宿にチェックイン。入浴を済ませて6時からの夕食は・・・飛騨牛A5ランクのすき焼き!
前回の登山では松坂牛のすき焼きでしたが今回も美味しくいただきました。
宿泊代はほんとリーズナブルでしたしね。
2日目
この日は風速15mの曇り予報。午後3時からは猛烈な降雪予報。だったけど・・・
お〜〜〜〜、青空。予報が変わったのか?
登り口から2時間。いつもの積雪期限定のオリジナルルートで登ります。
ここまでは概ね雪の林道。深雪を心配したけどスノーモービルで遊びにきた人がいたようで、なんとか深いラッセルは回避。
休憩を済ませて広い雪原を登っていると時折青空が!
鷲ヶ岳山頂は写真の中央左手辺り
雪原の先には前日に登った大日ヶ岳! 残念だけど加賀の白山は雲の中
雪原が終わってからは・・・膝下のラッセル。
ここで参加者の皆さんを含めて交代でラッセルしながら山頂を目指すのです。
ガイドも人の子。延々とラッセルし続けることは時間がかかる。目指すは山頂。ならば一致団結して目的達成を目指すことは良いこと。だと思うのですが・・・
ほぼ山頂。晴れていれば樹氷が綺麗なんだけどな〜
12:10 真っ白な山頂に到着。スタートから3時間50分。
皆さんのラッセルの協力のおかげで意外とすんなり登頂できました。
風も強いし寒いし、山頂には10分ほど滞在して下山開始。
登りはヒーヒー、帰りはヤッホーで1時間30分で登り口に下山完了。
この後温泉で温まって予定よりも早く名古屋駅で解散。