2019-07-06 ë 山のぼり l 2019/7/6 カムイエクウチカウシ山~北海道ツアー第5戦~今年の北海道ツアー最終戦。最後を締めくくるのは、日本200名山・日本300名山の最難関と言われることが多い、通称カムエク 。やはり山深い日高の名峰でしたね!1日目集合後、道の駅中札内の斜め前のスーパーで食材等を調達して入山。今年は札内ヒュッテゲートまで進入可能!昨年は数キロ手前。ここからでも十分長いのにね、、、12時ごろ出発! 30分弱は長いトンネルの中などアスファルト道。その後は1時間半ほどのダートの林道。橋がなくて巻道になってる場所もあるけど車通らせてよ。と抗議したくなるほど良い道。七の沢出会いで靴を履き替えていきなり渡渉!なかなか深い。 渡渉、河原歩き、巻道等を織り交ぜながら八の沢のテン場を目指します。この時期はまだまだ入山者が少なく巻道も明瞭になってないところもあってなかなか楽しいルートファインディングでした! 順調に進んで16時ごろ無事到着!ついたらやっぱり恒例のガイドまーくんによる焚き火ですね!自然と火に人が集まるんです。笑今回はガイドテント含めて8張という超大型グループで挑戦です。貸切で良かった。2日目翌朝は【4時】に出発。残念ながら霧雨でのスタートです。昼間に晴れることを祈って頑張りましょう。昨日より水量は減るものの渡渉を交えながら進みます。 【6:30】今年は三股に来ても全く残雪がなく歩きにくい河原歩きが続きました。この辺りからぐんぐん傾斜が強まるので登山靴に変更しましたが、雪がなければ結果的には沢履のままでも良かったか!?泥も出てくるし悩ましいところですね。 本当に急登。さらに霧雨で濡れていて難易度高いです。しかも基本的に滝の横。落ちたら、、、それはもう、、、です(笑 分岐があったりトラバースしたりなかなか迷いそうになる道を踏ん張っていると、またまた来た~~~~晴れてきたぞ!!!頑張ろう! この沢に沿って切れかかった残置ロープなどを数カ所頼りながらかなりスリリングな道を上ってきました。そろそろあのロープは変えないとやばいです、切れたら滝へダイブです、、、怖 そんな道なのでもちろんペースも上がらず【9:15】ようやく八の沢カールに到着。今年は本当に雪がないですねー 少し長めに休憩してまずは稜線へ。稜線付近はお花畑が綺麗でした!山頂も顔を出してくれてhappyです! 40分弱かけてコルまで。そのあと少しだけ下がりながらハイマツの道。この辺りが一番濃かったかな。今回のタイムリミットは11時に設定してスタート。果たして間に合うのか??? そのあとは尾根に乗って少し岩場も交えながら黙々と登り続けて、先頭は【10:59】についに到着~ リミットの1分前!笑最後尾は【11:01】1分オーバーですが大目に見ましょう!笑200名山達成の方!300名山までまとめて達成の方!今回はお二人も!本当におめでとうござます。記念撮影をたっぷりして15分ほど滞在。 帰りもペースが上がらず登り以上にかかってしまい【18:30】にテン場へ帰還。時間はかかりましたが暗くなる前に、事故なくみんなで揃って無事下山できたのでOKでしょう!今日も焚き火を囲んで山の話で盛り上がって就寝。長い一日お疲れ様でした。3日目最終日は【3:30】に起床【4:45】にテントを撤収して下山開始!キーンと冷えた水を渡渉しながらこんな笹の中の道を通ったりしながら戻ります。油断してると見逃しますね~ 今日もなんとなくドヨーンとした天気で肌寒いぐらいで歩くには快適です!ほぼ2時間で七の沢出合まで戻って残すは林道。とりあえずホッと一息ですね! こんな立派なもの作って通行できないとはどういうことなのかな~?どう考えても相当な額の無駄遣い。考えられませんね。 9時前にヒュッテゲートまで戻ってきました~ここは体力も技術もいる最難関の山ですね!本当にお疲れ様でした!入山時に9:30にお願いしたタクシーを待ちながら荷物整理。空港、駅、マイカーとそれぞれ解散しました。(4人乗りタクシー 空港~ヒュッテゲート片道約12000円)