2024/6/30

本来であれば6/29-7/2はペテガリ岳へ登る予定だったのですが、山頂アタックとなる7/1の悪天候、それもかなりの雨量でもしかしたら林道が閉鎖されてしまうかもしれない…。そうなったら閉じ込められてしまう…。

そんなこんなで日程を入れ替え、ペテガリ岳の後7/3-4に神威岳へ継続参加だった4名、それと継続参加の予定ではなかったけれど、改めて参加意思を表明された2名を加えた6名で神威岳へ日帰りで登頂を目指す事に変更しました(継続参加予定の4名はこの後ペテガリ岳へ向かいます)。

こんな感じでフレキシブルに対応できるのもパワーゾーンの魅力のひとつです!(元々神威岳のみ参加予定の方は当初の予定通りの日程で山行を行います)。

さてさて、今年はここ数年通行止めのために約3時間にも及ぶ林道歩きを余儀なくされていた元浦河林道が通行可能になっている!なんとラッキーな!

サクサクっと神威山荘まで移動して、そこから登山開始です。

山荘を出ていきなり渡渉から始まります。

昨年はこの沢が増水していて苦労しました…。下の昨年同地点からの画像と比較してみると一目瞭然。

轟々(ごうごう)と猛々しく音を立てて激流が流れていました。

最初の渡渉点を過ぎてからしばらくは歩きやすくて穏やかな樹林帯。

でもこんな面倒な倒木や、時折笹の覆い被さった薮道などもあります。

渡渉を繰り返す沢ルートはとても気持ちが良くて楽しいルートです。

目印となるピンクテープやケルンは幾つもありますが、こんな場所では正解はなく、その時々の沢の水量による状況次第で一番歩きやすい道を探しながら歩きます。そんなルートファインディングが面白い!

沢ルートの終点。先行者が沢履をデポしています。

尾根に取り付いてからは北海道三大急登のひとつに数えられる標高差800メートルの一気登りの始まり。

ペテガリ岳山頂直下の急登が「ペテガリの500」なら、こちらは「神威の800」。

踏み跡は明瞭ですが、笹が覆い被さっていて面倒な道。

神威岳山頂を視界に捉えられるのはようやく急登も終わりを告げようかとする頃。

最後は少し背丈の低くなった笹とハイマツの薮を登り…

神威岳山頂!その奥にどっしりとペテガリ岳が鎮座しています。

東には難関の多い北海道の山の中でも登り辛いとされるソエマツ岳も。

天候に恵まれ、涼しく快適なコンディションのおかげでとっても気持ちのいい山行となりました。

5:25 神威山荘

7:44 尾根取付き

10:40 神威岳

11:10 下山開始

12:54 尾根取付き

15:28 神威山荘

今回ご参加下さったゲストの方々、ありがとうございました!

またお会いできる日を楽しみにしています!