秋山郷
日本秘境百選(そんなのがあったのね!)に選ばれる秘境
近世まで飢饉で集落ごと消滅したり、昭和初期まで冬は閉ざされていたとかどうとか
そんな秘境の山2座のツアー
山の麓の歴史や文化を知ると山登りも一味違うかも?
1日目
長野駅に集合してのんびりと2時間少々ドライブ
時間に余裕があるので近くの秘湯でひとっ風呂「小赤沢温泉」
鉄分・ナトリウムたっぷりの鬼のように茶色いお湯でまさに秘湯の佇まいでした
長野駅【12:15】 小赤沢温泉【15:00】
集合日の今日はすこぶる天気が良い、今日はね・・
明後日の天気予報は・・・・今は考えないでおこう
ピカーーンと鳥甲山が目の前に聳える「ヒュッテひだまり」【16:15】
PZの常宿で山小屋風のアットホームな宿です。
今年もお邪魔しまーす!
2日目
超早朝の4:00から温かい朝食を出してくれる有難さ
ひだまりさん、まいどありがとうございます!
さ~~今日は長い長い佐武流山にいきますか
お腹いっぱになってほど近いドロノキ登山口から出発【4:50】
30分ほど山道を歩いて林道に出る。
なんで車を入れさせてくれないかなーー!とボヤキながら林道を歩く事約1時間
イカツい月夜立岩が見えれば渡渉下降点まですぐ。
天気は良し!!(午後から下り坂の予報)
そんでもって例の渡渉で強制的に目が覚める【6:45】
今年は6月でも雨が少ないから水量はめちゃ少ない
若者の瞬発力があれば飛び石も可能かも!?
登りだすといきなり急登で
息を切らせて物思平着【7:50】
※この道を拓いた宿の父さんが、開拓時に途方に暮れて物思いに耽って命名された場所らしい
その先はちょいと難所が続く
木の根っこを伝い少々アップダウン
そうこうしてるとワルサ峰【9:00】
右手の平らな山は苗場山を眺めながら休憩
薄い雲の高曇りで暑さはマイルド
苗場山の雪の少なさと同じく
佐武流山も、例年のこの時期は残雪が残る坊主平も全く雪はなし!
この坊主平の看板を初めて見た気がする(これまで来たときは雪の下だったので)
坊主平の先で稜線に出れば、あとはダラダラ登るだけ
かなり近づいてやっと佐武流山の山頂が見える
かつては道が無く残雪期にはるか白砂山から縦走するか、激しい薮漕ぎで登るかしかなかった秘境の山
まぁ秋山郷で十分秘境感はあるけどね
ダラダラ歩きのお陰で、分岐からも遠く感じる佐武流山到着【11:00】
午後から天気が下り坂と言っていたが
なかなかどうして展望抜群!
平標・仙ノ倉方面(と思われる) 奥には燧ヶ岳が見えてるか??
こちらは奥に越後三山(どれがどれかは定かではない(笑))
その手前は巻機山(と思われる)
人工物が見えない秘境らしい展望を楽しんで下山
登りでペースダウンしたゲストも下りは問題なくサクサク歩いていいペース
途中に咲いていたこの花は何ですかね~??
分かる人教えてください。
渡渉【14:15】は終われば後は林道を歩くだけ
その前の100mの登り返しが堪えますけど(^^;)
下山は【16:10】!!
11時間少々で優秀ですね~~!!
この日も、いい味出してる宿のかあさんの話を聞きつつの夕べを終えて就寝
3日目
朝起きてみると予報通り結構な雨降り
写真は前の日の朝の焼ける鳥甲山
こんなに天気良かったのに~~・・・大雨予報を鑑み鳥甲山は中止としました。
ほど近い映える観光地として有名な「清津峡」を観光して(ちなみに写真は広告用の清津峡写真です(笑))
道の駅に立ち寄りつつお昼ご飯を食べたて長野駅で解散
鳥甲山は宿題になってしまいましたが、山は逃げませんから来年登りましょう~!