2024/3/23-24
栃木県の大佐飛山(おさびやま)。
マイナーな山かと思いきや、早朝4時過ぎの登山口には何と大勢の登山客が。大体の方がこれから出発というタイミングでした。
登り始めからいきなり急登です。
しかも足元のぬかるんだ急登でよく滑る💦
30分ほどで稜線に取りつきます。
朝焼けが非常に美しい。
前日の男鹿岳での状況や、下山後の降雪の状況を踏まえるとこの日の山行も大変危惧しておりましたが、何の何の。トレースはしっかりあるし、雪質もしまっていて歩きやすい!
男鹿岳からほんの少し南に位置するだけなのにこんなに変わるものか⁉️と、驚きです。
サル山、山藤山と2つの顕著なピークを越え、黒滝山に到着。ここまで約3時間半かかりましたが、これでようやく大佐飛山までの道のりの半分程度です。
いくつものアップダウンや低木の枝が複数絡み合う薮地帯を越えて進んでゆきます。
天空の回廊とはこの場所の事かな?
目指す大佐飛山の姿が初めてハッキリと見えました。
約6時間半の長い道のり、ようやく大佐飛山に到着。お昼に近づくにつれ雪が緩み、春らしいシャバ雪になってきました。
那須連山や奥日光の山々など素晴らしい景色を眺めながら歩いていましたが、下山時ガスがかかり始めました。本格的にガスに覆われる前に慌てて撮影した奥日光の女峰山、太郎山から男体山、日光白根山のショット。
下山も非常に長かった…。
しっかり12時間かかりました。
最後の急斜面を降りている頃、ちょうど大相撲千秋楽の尊富士の取り組みの時間帯に。ゲストのSさんが、「らじるらじる」で中継を聴き始めると、何とちょうど取組の直前!怪我を押しての110年振りの快挙達成の瞬間に感動を覚えながら、ズルズルに滑りやすい足元の悪い急斜面を慎重に降って下山完了!
4:33 登山開始
6:20 サル山
7:16 山藤山
8:06 黒滝山
8:39 西村山
9:40 大長山
11:02 大佐飛山
13:22 西村山
13:43 黒滝山
14:27 山藤山
15:04 サル山
16:31 下山完了!
今回プライベートの形でのご参加となりましたゲストのSさん、ありがとうございました!
またお会いできる日を楽しみにしております!