山のぼり ツアーレポート

2018/7/23  奥穂高南稜 vol 2

奥穂高岳へのバリエーションルートでありクラシックルートでもある南稜ルート

猛暑・・・いや酷暑と言われる晴れ週間にハマって
土日開催のvol 1もいい天気でしたが、vol 2も文句なしの快晴!

下界は溶けそうなほど暑くても山の上は涼しい!・・・いやちょっと暑いか(笑)
それでも街に比べれば天国ですね。こんな日は山の上にいるに限る!

しかし、岳沢の夜は暑くで寝苦しかった・・・。

猛暑

ぐったりして食欲が無くなる程の暑い暑い日本
でも、2000mを越えると暑さが違う!

特に朝は1枚羽織って歩き出すぐらいの気温
2回目の今回も予報通り、あっぱれ晴れ!!
【4:15】少し明るくなってから出発。
淡い東雲に浮かぶ三つのピークのトリコニー こころ踊り引き締まる時間
朝早い、締まった雪渓はやはりアイゼンが必要

アイゼンの爪を利かせる事15分ほどで取り付き到着【4:55】
雪渓からの下降点は前回で分かっているので問題なく取り付けました。

この時期は安易に雪渓の端には乗らないほうがいいですね、事故のもと。
さて、ロープを繋いでクライムオン!!

登り詰めるルンゼは、傾斜はキツくは無いけど濡れていると結構嫌らしい。
今回はカラッカラに乾いていて快適そのもの!

晴れ続きもいいもんだ(笑)
所々スタカットでビレーしながら進んでいきます。
しばらく行くとルンゼの分岐点

右を詰めれば藪コギ交じりのルート、左を詰めれば藪コギは無いけど岩が立ちはだかるルート

このコンディションならやっぱり岩でしょ!クライミングに来たんだから(笑)
と言う事で左を選択して、傾斜の増してきたルンゼを詰めると岩の基部に到着【6:30】

V〜V+ぐらいで全部登れば35mぐらいかな?
特に最初が核心 と言っても登れる人には丁度いいアクセント

ふだん岩稜歩きだけしかしていないと苦労するかな〜?
でもそれが味わいたくてこのツアー申し込んだんですよね〜?
とか言いながらガイドが一番楽しんでたりして(笑)
少しピリッとした登りを終えて草付きに到着
見上げるとトリコニーが迫ってきてる!
トリコニーの取り付きに【7:05】頃到着

一息入れて、さあ核心の登りへ!
(でも実は左ルートを来ると下部岩壁の方が難しくて核心かも)

陽も当たりだして少し暑いが暑すぎることは無し
快適クライミング!!
コンテとスタカットを交えて進み

トリコニー1峰のピーク直前の登攀へ【7:50】
傾斜はキツくないけど、ホールドが乏しい少し難しいセクション。V+ぐらいか?

トリコニーではここが核心かな?
みなさんちょっと真顔でクライミング(笑)
核心すぎて1峰を越えて、2峰へトラバース

2峰ピークで一息【8:20】
いや〜絶景の休憩場所!
休憩後は南稜の頭まで登攀はなく、薄い踏み跡を追っての岩稜歩き

標高差は結構あるし急登に息が切れる
午前中の涼しい空気が救い。これで暑かったらかなり辛いね〜。

バックに乗鞍岳・霞沢岳を眺めながらドンドン標高を上げいきます
【9:25】1時間と少々で早くも南稜の頭に到着!!

午前中の快適気温に気持ちのいい風。そして足前の良いゲストとカラカラに乾いた岩のお陰でもう着いちゃった!
平日でも多くの登山者で賑わう奥穂山頂もすぐそこですが

今回のゲストは山頂はパス、と言うことなので時間もあるし頭でゆっくりと休憩
しっかり休憩後、少し重くなった腰を上げて吊り尾根を出発

稜線の涼風に肌を拭われながら、前穂北尾根のギザギザを眺め前穂へ
しばらく歩いていると、ガスに覆われて稜線の景色は乳白色へ

その代わりに姿を現した雷鳥の親子
時間もあるのでジッと眺めていると親子揃って砂浴び始めるサービスっぷり

しかも母親はカメラ目線(笑)
この後も3組の親子に出会えて、雷鳥街道の吊り尾根でした
紀美子平に【11:00】着

そして重太郎新道をドドーッと下って【12:30】に岳沢へ
振り返ると登ったトリコニーが見え隠れ

岳沢小屋でお昼を食べる余裕を見せて、ここで自分のペースで上高地に行きますかと決まり解散

さすがにお昼頃は暑くなったけど、快適な気温、快適に乾いた岩、雨の心配のいらない天気、好条件の揃った南稜クライミングでした!
毎回こんなんだったらいいな〜〜(笑)

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