山のぼり ツアーレポート

2018/6/14  マイナー12名山 化穴山(ばけあなやま)

新潟と山形の県境 山紫水明な深山に

幽玄に水を湛える「大鳥池」

その脇の以東岳は皆さんご存知でしょうが、さらにその近くに誰が名付けたか化穴山という、さも恐ろしげな名前のマイナーな山があるんです。

マイナー12名山に数えられ、例のごとく登山道は無い!PZ得意の薮の山(笑)
過去、藪漕ぎの果てに登頂し、もう一丁やったろうかい!と乗り込みましたが、さて?・・・

ガイド:高橋

雨予報。。。

この憂鬱な響き(苦笑)
梅雨があるから日本の多彩な自然があるとは言え、梅雨は要らんな〜。

少しでも予報のいい方を、と予備日を使って日程変更
鶴岡駅に集合して1時間半ほど山の奥へとドライブ

途中、○行○めのゲートが二箇所もあったような気がしますが何故か突破(笑)
泡滝ダムに【13:55】到着
街は何とか降らずに持ちこたえていた空でしたが、山の中は予想通り雨

雨支度を整えて出発
ダムの脇から続く登山道

今日はタキタロウ山荘まで3時間ほどの道のり(予定)
赤川に沿っての道

昭文社の登山地図は実線なので楽勝かと思いきや、さにあらず。
豪雪地らしく、雪に削られて崩落した所や嫌らしく残った雪のおかげで、中々難儀な道(泣)
とても3時間じゃ到着は無理

最後の最後まで手を焼かせてくれる残雪
薮道の残雪は大助かりだけど、ここは要らない〜〜(ToT)
霧雨に濡れながら【17:40】大鳥池到着

ふ〜〜今年は雪が多くて苦労したな。
大きくてとても快適なタキタロウ山荘に今回もお邪魔します。

もちろん、この時期でこの天気なんで貸切(笑)
利用料1500円/1名/1日

この時期は無人でビールなんかは無し。。。残念
ストーブとかあったら最高だったんだけどな〜。

広々と使って出来る限り濡れもの乾かして、明日の天気に期待して就寝
無情の空を見上げる次の日の朝

昨日と変わらず霧雨。。。
普通の登山道なら問題なく歩けるけど、今回は過激に薮道だからな〜・・・。

と、嘆いても致し方なし。
【4:00】起床 【5:00】出発
寒気が入って冷たい霧雨に濡れながら
30分ほど先の三角池(ミスマイケ)へ

途中残雪で道が判然とせず10分ほどロス
幸先悪し。

今年の三角池はまだ雪に覆われていました。
天気のおかげで憂鬱ながらも
三角池から適当に薮に突入!!

ルートは化穴山の東にある1446ピークを目指して、そのピークから北北東に伸びる尾根を辿ります。

まあ一度経験してるから驚きはしないけど、改めて感じる薮の濃さ(苦笑)
たまーにピンクテープはありますが、道はほぼ無し。

散々今までいろんな山で藪漕ぎしてきて言うこの言葉の重み分かります?
大げさには言ってません、道はほとんど無しです
今年は雪が多いから雪に逃げると言う選択肢もあるにはあるけど

なんせ気温が低くて雨だから雪が固い!
アイゼン無いと危なくてとてもじゃないけど無理!

傾斜の緩い所だけ雪を利用
雪があるのに雪に行けないこの悲しさ
藪こぎ経験者にしか分からないだろうな〜。
標高差約500m、水平距離ザッと見積もって片道3,5kmほど。

道があれば2時間半もあれば行けるのに、前回登った時片道5時間半
どれだけ大変か分かってくれるかな〜

しかも今回は雨に濡れて足元は滑る上に全身ずぶ濡れ(ToT)
雨の藪コギに雨具など石に灸
これも過激に藪コギをした人は分かるはず

写真はかなりマシな藪漕ぎのひとコマ
1446ピーク手間で時すでに【8:30】

この先まだ山頂まで3時間以上⇒往復で6〜7時間⇒雨具の中も濡れてる⇒気温も低めでジッとしてるとすぐ寒くなる⇒ゲストの心も折れ気味⇒と言うことで撤退決定
撤退決定しても、この下りは気が抜けない

困ったことに真っ平らの藪コギがあるんだな〜
しかもガスで真っ白で更に難易度アップ
ガイドの読図スキルを磨くならコレっすよ!ってな感じ(苦笑)


コンパスとGPSと勘をフル活用して何とか下山
這う這うの体で小屋に戻ったのは【11:20】でした。。。


小屋に戻ってもひと仕事

ズブ寝れドロドロになった服と道具と格闘です
なるべく小屋を汚さないように気を配りながら干物大会

ほぼ貸切(他に単独登山者が1名)で助かりました

ひと仕事終えて、暖かいお茶と祝杯用のお酒を囲んであれこれと山の話に花が咲く
今回は条件が悪くて残念だけど、来年リベンジ決定で話が纏まりました(笑)

それまで体力作りを怠らないようにしましょうね
迎えた朝

山に入る前に見た天気予報だとこの日は晴れ予報でしたが、濡れるか濡れないか微妙な霧雨
結局、化穴山様のお姿は一度も見れず。

今回はゴキゲン斜めだったな〜。
【4:30】起床
【6:00】簡単に掃除をして出発

雨具を着るか着ないか悩む天気の中を来た道を戻ります。

ほとんど手を付けられていない(と思われる)森
豪雪に耐えて伸びる、凄まじい根曲がりのブナを眺めながら淡い緑滴る下山路

東北の山の深さを感じながら下山【9:20】
この先も山は変わらずここにある。来年もう一度アタックしましょう!

その時は化穴山のご機嫌が良い事を願いながらね。

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